レンタルスペースを利用する際気を付ける事

気軽に様々な用途で利用することが出来るので、レンタルスペースを活用する人たちは年々増えてきています。

とは言え、まだまだ初めて利用する人も多く、実際にどのようなことに注意すればいいか、どのような流れで予約・利用するのか等、漠然とした不安をお持ちの方も多いと思います。

そこで、レンタルスペースを利用する際の注意点をまとめてみました。

レンタルスペース・レンタルスタジオを利用する時の注意点

価格編
①どのスペースも最低利用時間があるので合計金額をしっかり把握しましょう。
【例1】

<利用料金:1
時間500円 最低利用時間5時間>

最低利用料2,500円(単価は安いが5時間以上でないと予約出来ない)

<利用料金:1時間1,000円 最低利用時間2時間>

最低利用料2,000円(単価は高いがちょっとした研修、個人的なロケ撮影等2時間程度しか使わない利用途の場合はこちらの方がお得。)

※1時間当たりの単価を下げれば検索条件やインパクトで利用者の目に留まりやすくなるため、単価を下げて最低利用時間を長めに設定するスペースが多い。

こばなし
スタジオ運営側の都合で、ある程度まとまった時間でのご利用を条件にしているスペースも意外と多くあります。

理由は、利用後の清掃や、退出時間が万が一後ろ倒しになった場合の事を考えて、多くのスペースは予約時間の開始前と終了後、30分から1時間は予約不可にしている為、短い時間での利用は非効率となってしまうからです。

例えば、利用前後1時間を予約不可としているスペースは、昼の12時から2時間の利用予約が入っている場合、前後1時間、つまり、11時から12時と14時から15時の時間帯は予約が出来ません。

そうすると料金が発生する時間は2時間にもかかわらず、前後の1時間、計2時間は予約が出来ない状態となってしまい、とても非効率です。

2時間利用の方が2組と4時間利用の方1組なら、清掃や予約不可となってしまう時間の事を考慮すると明らかに後者の方が効率的です。

利用者が変わればその都度清掃をしっかり行わなければなりませんので、人件費もかかり、コストもかさむ為、最低利用時間を長めに設定しているスペースが多いのです。

中には、利用者に清掃をしてもらい、退出時間は5分前を徹底してもらうことにより、前後2時間の「お金を生まない時間」を無くし、効率を上げ、その分低価格にしているスペースもあります。

ただ、清掃レベルや備品のチェック、原状回復などの考え方は人それぞれなので、全ての利用者が気持ちよく使えるできるレベルを常に保つのは容易ではありません。

レンタルスペースを利用する際は、その辺りも考慮して選んでみてはいかがでしょうか。

いつも居酒屋で開催しているアットホームな同期会を、たまには雰囲気の違う、流行りのレンタルスペースで開催してみよう。

⇒こんな時は、気兼ねない同期なので価格を重視し、回転率の高い安めの場所をチョイスする。

年に一度しか集まれない、久しぶりの同窓会。集まる時間も人それぞれ。

⇒そんな時には、最低利用時間は4時間から。
値段もそこそこしちゃうけど、年に一度の事なので常に人が清掃が行き届いてそうなスペースをチョイスして、スペース選びの失敗リスクをなるべく軽減。

こんな風に用途と使う人によってスペースを使い分けるものありだと思います。

※当スペースについては最初と最後に立ち会い、清掃も行っていますので最低利用時間を3時間以上、利用の前後1時間はご予約出来ないシステムとなっております。

②建物管理料・維持管理費って何?
レンタルスペースポータルサイトによっては、建物管理料や維持管理費という項目が設定されている場合があります。

こちらもやはり、基本的には1時間当たりの単価を下げて、全体の価格を微調整するために設定されている、と言っていいでしょう。

不動産の賃貸の共益費も似たような意味合いで設定されています。

清掃代としてこの金額を外部に委託する価格としているスペースもあります。

その為すべての合計金額をしっかり把握してから予約しましょう。